乾式安全器の構成
乾式安全器は「逆火防止機構」「逆流防止機構」「遮断機構」から構成されています。
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逆火防止機構 : 逆火・爆轟の火炎を消火阻止する。
「消炎素子」
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逆流防止機構 : 酸素が燃料ガス側に逆流した場合、逆流を止める。
「逆止弁」
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遮 断 機 構 : 逆火発生時、ガスの通路を強制遮断し、ガスが再び供給されないようにする。
「遮断器」 再使用するには復帰する必要があります。
火炎を消火阻止する消炎素子(左)はガス用フィルター(右)と比較して、
非常に微細な粒度の素子で形成されています。
乾式安全器の作動状態について
正常の場合
燃料ガスは正常に流れている。
酸素逆流した場合
酸素が逆流すると、逆止弁が作動し逆流を止める。
注) 各社、機種によっては遮断弁が作動する構造もあります。
逆火した場合
逆火・爆ごうが発生すると、火炎を消炎素子で
消火し、遮断弁と逆止弁が作動してガスを遮断する。